腕を細くしてスマートに
腕の脂肪吸引というと「ぷっくりした二の腕をなんとかしたい」というオーダーが多いのですが、肩から腕にかけての広い範囲の吸引を希望される方もおられます。
「肩のまわりがごつくて、薄着ができない」「腕が太くて野暮ったく見える」このような悩みを持つ方は少なくありません。そのため薄着の季節が始まる前、寒さが和らいで春らしくなってくると、こうした患者様がクリニックにいらっしゃいます。
肩や腕の脂肪吸引。これまでの考え方ですと、この部位は足やヒップに比べて、脂肪吸引の効果が低いという見解がありました。それというのも腕はもともと筋肉質な部分で、脂肪層はあるもののあまり厚みがありません。そのため大量の脂肪を取ることができず、結果として痩身効果を上げられない…というわけです。ふくらはぎなども同様で、実際に手術を受けても「脂肪吸引を受けたが、あまり変わらない」「高い費用をかけたのに、失敗した」という、残念な結果を招いてしまうケースもあったようです。そのためか、ふくらはぎの痩身については筋肉を萎えさせる効果を持つ「ボトックス」を注入し、ほっそりと見せる、という手法が広く行われていました。
筋肉質の部分への脂肪吸引は効果が低い…。これはある意味正しいのですが、鉄則というわけではありません。高い技術と経験を持つ医師がていねいに手術すれば、解決できることなのです。
確かに肩や腕、ふくらはぎといった部位はその多くが筋肉であり、脂肪層はお腹やヒップと比べるとかなり薄く、その量も少ないものです。ですが脂肪層の状態を把握したうえでていねいに施術し、少しずつ吸引していけば、充分な量の脂肪を取り除くことは可能なのです。
さらに吸引前のデザインも重要です。脂肪吸引では取り除いた脂肪の量よりも、「どこからどの程度吸引するか」が大きな意味を持っています。たとえ少量の吸引であっても、効果的なデザインを行い、その通りに吸引ができれば、見違えるような結果を生み出すことができるのです。
ベイザー脂肪吸引なら、腕の脂肪を効率よく吸引できる
ベイザー脂肪吸引を使用すれば、痩身効果はさらに高まります。
従来の脂肪吸引はカニューレの先端についた刃を使い、脂肪を物理的に掻き取っていました。ですがカニューレは皮膚に開けた小さな穴から脂肪層に挿入しますので、脂肪を掻き取るのは文字通り手探りでの作業です。脂肪をしっかり取ろうと考えてカニューレを深い部分にまで差し込んでしまうと、腕の筋肉や大事な神経を傷つけたり、傷口が大きくなってしまったり、腫れや内出血を引き起こしてしまう危険が高まってしまいます。そのため執刀医の技術力や経験値によっては充分な量の脂肪が取れず、効果を出しにくい、ということがあったのです。
ですがベイザーは違います。ベイザーは特殊な超音波で脂肪細胞を遊離させる技術です。そのため腕のように筋肉質で脂肪層の薄い部位であっても、周囲の組織にできるだけダメージを与えず、脂肪細胞だけをしっかり除去することができます。私自身、これまでも従来法を用いて腕やふくらはぎの脂肪吸引を数多く行ってきました。そしてベイザーを導入したことで、それら「効果が薄い」といわれている手術に対しても、とても満足できる結果を得ています。患者様の反応も良く、素晴らしい仕上がりに皆さん喜ばれます。
こうした例はインターネットで検索してみれば数多く見つけられることでしょう。ときにはご本人の体験談として、写真入りでブログや口コミサイトなどに掲載されているケースもあるかもしれません。腕や肩、ふくらはぎなどの脂肪吸引をお考えの方は、こうした情報を探してみるのも良いのではないでしょうか。
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