首周りの脂肪だけが落ちず、「ベイザー脂肪吸引」を決断

望月圭佑さん（仮名・50歳）

40代の頃にかなり太ってしまい、体が重くて動くのも億劫…という状態になってしまいました。これではいかん、と毎日1時間のウォーキングを始めたところ、かなり肉が落ち、体を軽くすることができました。
ところが首周りの脂肪だけが、何をどうやっても落ちてくれません。ひどい「猪首」で、アゴは二重になっており、ワイシャツの上からぜい肉があふれ出たような格好になっています。何とかならないかとあれこれ調べたところ、「脂肪吸引」で解決できると知り、また脂肪吸引が得意だという話を聞いて、北村先生に相談に伺いました。 私はそれまで、脂肪吸引というのがどういうものかまったく知りませんでした。そのせいで北村先生にもかなり初歩的な質問ばかりしてしまったのですが、話を聞けば聞くほど「これはオレにぴったりだ」と思えてきます。ことに新しい治療である「ベイザー脂肪吸引」は腫れや内出血が少ないということもあり、この手術をお願いすることにしました。さすがに首周りですから、派手なアザが残るのはやはり避けたいところでしたから。

さて手術当日、麻酔のあとに耳の後ろに穴を開け、そこから細い棒を差し込みます。この時点でもう麻酔が効いていますから、痛いということはありません。この細い棒から「ベイザー波」が発射され、脂肪を分離させるわけです。その跡はストローのような管を差し込み、分離した脂肪を取り除いていきます。「ああ、いま脂肪を吸い取っているな」というのは判るんですが、痛みはまったく感じませんでした。
左右両方から同じ作業を繰り返して、手術は終了。耳の後ろに開けた穴には小さな絆創膏が貼られましたが、包帯などを使うことはありません。顔の脂肪吸引は量が少なく範囲も狭いため、このままでも大丈夫なのだそうです。鏡を見せてもらうと腫れはほとんどなく、ところどころ赤みがかっている程度。これくらいなら特に気にすることもありません。
手術から3日目くらいまでは首周りに違和感もあって、気を遣っていましたが、1週間ほどすると少しずつ落ち着き、2週間ほどでだいぶ元通りの感覚に戻ってきました。ですが「完全に回復して脂肪吸引が完成するまで、3ヶ月ほどはかかりますよ」という先生のアドバイスがあったので、その間はできるだけ刺激を与えないように過ごしました。と言っても「何もしない」というだけなのですが。
今はすっかり落ち着き、30代の頃のようにスッキリとした首周りになっています。つい数ヶ月前までは、見た目にも暑苦しい二重アゴも解消され、晴れ晴れとした気分で暮らしています。