脂肪吸引の手術のあとは、どんなことに注意すればいいの?
山崎千佐登さん(仮名・26歳)
術後の圧迫固定は意外と簡単、誰でも問題なくできるレベル
脂肪吸引の手術で私が気にしていたのは、手術後の生活のことでした。二重まぶたや鼻の整形などは、あまり時間もかからないし、手術後もすぐに普通の生活に戻れるのですが、豊胸術や脂肪吸引のような大がかりな手術では、そうもいかないでしょう。多くのクリニックが「入院・通院不要」とうたっていますが、やはり手術後の生活や仕事に差し支えることはないのかな? と、それがいちばんの不安でした。
ですから北村クリニックでカウンSねりんぐを受けたときも、私の質問の多くは「術後の生活」のこと。ですが北村先生はそのひとつひとつに細かく答えてくれたので、ここで手術をお願いすることにしたんです。
され、実際に手術を受けたあと、まず面倒なのが圧迫固定です。私はお腹の吸引を行ったので、最初の一週間は包帯とウエストニッパーでがっちり固定。その後は包帯はなしで、それを手術後二週間まで続けます。
ウエストニッパーなんて普段使ったことがありませんし、しかも包帯も追加されるのですから、さすがに窮屈でした。「息が苦しい」ということはないんですが、これはやはり慣れもあるんだろうと思います。ただほんの二週間のことですから、慣れる前に終わる感じですね。なお固定の仕方、包帯の巻き方などは特に難しいものではありませんから、誰でにでもできます。
「しばらく入浴禁止」というのが唯一辛かった、お風呂好きの私…
手術後の痛みですが、私はお腹周辺に重たいような痛みがありました。「じわ〜っ」と広がるような痛みですが、決して強く激しいものではありませんし、鎮痛剤を飲めば収まりますからこれも生活には支障はありません。
ただ、しばらくお風呂に入れなかったのは辛かったですね。もちろんシャワーは浴びられますし、石けんを使って洗うのもOKなんですが、私は大の風呂好きなんです。少しぬるめのお湯にゆったり浸かって、一日の疲れを癒すというのが毎晩の楽しみなので、これができない間は辛かったです。
連休と有給を使って、五日間のお休みをもらえていたので、術後はあまり出かけたりせず、体を休めることに専念しました。それが良かったのか、その後の回復も早かったように思います。でも一般的な事務仕事であれば、手術の次の日からでもできるんじゃないかと思います。
北村先生も話していましたが、手術後の経過は本当に人それぞれだと思います。ですからなるだけ無理をせず、体を休めることができれば、それが一番なんだろうなと思います。
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