コンデンスリッチ豊胸。でも・・
秋の気配を感じたと思っていたら
真夏に逆戻り。
凄まじい残暑です。
まだここ1週間はこんな感じだとのこと。
去年はこんな感じでしたっけ?
縁日でパチリ。
さて本日の患者さまは甲府からお越しの40歳の主婦のかた。
下半身の脂肪をどうにかしてバストもふっくらさせたいというご希望。
異物を入れるのはぜったいにイヤ。
ヒアルロン注入も考えたけど
異物であることには変わりない。
さらにシコリになることも結構あるらしい。
で
脂肪注入で探してみるとたくさんの種類がある。
ここで皆様によく聞かれる質問。
「コンデンスリッチとセリューション豊胸はどっちがいいいの?」
どちらも脂肪注入には違いありませんが
内容には大きな差があります。
脂肪の生着率をアップさせるには
脂肪幹細胞というものの濃度を上げることが重要。
セリューションの場合この際に特別な酵素を使用します。
しかしアメリカFDAはこの酵素の使用は認可していません!
それに比べてコンデンスリッチの場合は認可されたフィルターと遠心分離機を使用するのみで
そのような酵素は一切用いていません。
ここが最大の違いです。
またセリューションの場合幹細胞を抽出する効率が悪いため
相当大量の脂肪を必要としますが
コンデンスの場合はそれよりはるかに少ない脂肪量で足ります。
つまり
体への負担が段違いに少ないのがコンデンスリッチなのです。
今日の方もそのあたりの事情も理解されたうえで手術に臨まれました。
このあたりから吸引です。
もちろん吸引の主役は
ベイザーです。
それほど脂肪が多くない方でも
ベイザーなら確実に脂肪が確保できます。
これに
コンデンス専用のウェイトフィルターを装着して
これまた専用の遠心分離器でビュィーン。
すると
真ん中の黄色いところが幹細胞をタップリ含んだコンデンスリッチ脂肪です。
これを丁寧にちょっとずつ注入です。
指先の繊細な感覚が大切です。
お疲れ様でした。
術後は「お腹すいたー」
とのこと。
よかったです。
そーですよねー。
術前に5時間食べないでいただいてますから・・・・
東京駅で美味しいものを食べて行ってください。
- 2013年09月01日
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