コンデンスリッチ豊胸と乳頭縮小を同時に。
まだ暑い日が続いています。
新潟では35度を超えたそうです。
エーッ!
もちろん観測史上初の珍記録。
こんな感じで暑いと、またビールが美味しくなってしまいます!
ご質問でよくあるのは
「コンデンスリッチは普通の遠心分離とは違うの?」
もちろん
「全然違います」
コンデンスリッチの分離では遠心分離機の機械自体も特別ですが
キモはウェイトフィルターという栓のようなものです。
通常の遠心分離ではある程度の血液や麻酔薬などを除去することは可能ですが
脂肪細胞自体を選択することはできません。
ところが
このウェイトフィルターを使用して分離機にかけると
通常の25倍の重力がかかります。
すると、それに耐えきれない壊れた細胞や老化細胞は押しつぶされて
分離されてしまいます。
そうすることで活性度の高いイキイキとした高純度の脂肪細胞と幹細胞のみを
注入することができるのです。
うーん、数年前には考えられなかった素晴らしいアイディアです。
科学の進歩は凄いものです。
勉強は怠れません!
本日の患者様は九州からお越しの50歳の主婦の方。
昔はそれほどバストのことなど気にしてはいませんでしたが
3人も授乳し終わってみると
バストは何もなくなりあばら骨がみえるくらい、
そして乳頭が大きく垂れ下がった状態に。
いくら気にしないとはいっても悲しすぎ。
乳頭が大きくなるとバランスが崩れ、さらにバストが小さく見えます。
太ればなんとかなるかも。
一生懸命食べてみましたが
バストは大きくならずに、お腹が出てさらに変な体型になってしまいましtら。
でもシリコンを入れるのはどうしても抵抗があるので
なんとか脂肪注入で形を整えたい。
ということで、はるばる飛行機でのご来院。
遠くからありがとうございます。
脂肪を吸引する場所はお腹か太もものどっちにするか迷われていましたが
診察すると、お腹は皮下脂肪というより内臓脂肪が出ているパターンなので
太ももの裏側に決定!
同時に乳頭の縮小手術も同時に行うことになりました。
結構多いんです、この組み合わせ。
これくらいついていれば、ベイザーで楽々とれます。
はい、コンデンスリッチの際はパワーはチョイとおとして70パーセントが基本。
はい、コンデンスリッチ脂肪の出来上がり。
より生着率をアップさせる成長細胞も同時注入。
ここまででやく2時間。
あとは乳頭縮小。
大きさを整えたうえで、溶ける糸で縫合しておしまい。
これは30分くらいで終了。
お疲れ様でした。
乳頭が小さくなって、バストが大きくなると
ホントかっこよくなります。
もちろん
乳管は傷つけていませんのでご安心ください。
糸が溶けるのに1か月くらいかかりますが
それまでも日常生活ではこまることはないでしょう。
気を付けてお帰りください!
- 2013年10月10日
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